発達障害のコト

今日という日を振り返ってみると、まったく以て何もしていない日であった――

こんばんは、障碍者と健常者の狭間に漂うナマモノ・はざまにあんです。
21時を過ぎて、ふと気付いたら、今日は何一つとして自分に課したノルマが達成されていない日でした。

まぁ、ノルマっていうほどのモンじゃないんだけどね。
毎朝『今日、やるコトリスト』ってのをメモ帳に書き出すんだけど、そこに書いてあるやるコトは、やらなければならないコトではなく自分がやりたいコト。
だから絶対にやらなければいけないという義務はない。でも、振り返った時にできてない！　ってわかると、ダメじゃん自分ってなる。
という訳で、何故できなかったのか考えてみようと思う。

うつスイッチが入りっぱなし

先日のおかんとの電話以来、うつスイッチ、もしくはネガティブスイッチとでも呼ぶべきスイッチが入りっぱなしなんだよ。
やる気メーターが寝起きからマイナス方向に振り切れてて、寝坊はするわ、顔洗った後で点鼻薬差すの忘れるわ、アボカドの種とミント、多肉植物の水換えは忘れるわでボロボロ。
薬を飲まなきゃいけない、そのためにはご飯をたべなければならないってのを忘れずに朝食を摂れたのが奇跡なんじゃないかと思う。

ネスレさんからお茶マシンが届いた

デニーズでモーニング（235円）を食しながら作った、お買い物リストに従い買い物を済ませて帰宅したはざまにあんは、やるコトリストに従い手を洗ってうがいして歯を磨いた。忘れていた点鼻薬もここで差した。
そしてリストに従い、部屋の掃除をした。掃除といっても、居室にコロコロしてキッチンはフローリングワイパーかけるだけだ。居室にジョイントマットを敷き詰めた我が家では、掃除機よりもコロコロの方がいい仕事をしてくれる。
と、ここまでは順調だったのだが。掃除を終えて一服していたら、クロネコさんがやって来た。

ネスレさんから、お茶汲みマスィ～ンが届いたのである。

一服しながら見ていたやるコトリストの内容は、綺麗さっぱり、はざまにあんの頭の中から消え去った。

中断させられると、やっていた作業に戻れない

これははざまにあんだけでなく、発達障害を抱える老若男女の大半に共通していると思うんだけど、何かをやっている時に妨害が入って中断させられると、それがほんの短い時間の出来事だったとしても、元の作業に戻るのが難しい。
その理由は何をやっていたか忘れてしまったり、気力が萎えてしまったり、別のところに意識が行ってしまい戻れなくなったりと様々だけれど、元の作業に戻れないというのはみんな同じだと思う。
今日のはざまにあんは、最後の理由。意識が別のところに行ってしまった。届いたお茶マスィ～ンに浮かれて、お茶を淹れるための準備に取り掛かってしまったのだ。

これが思ったよりも時間の掛かる作業で。

いや、実際は５分もあれば終わる作業なんだけど、愛用のマグカップがサイズ合わなくてねぇ。行っちゃったんだよ、予定外の買い物をしに、100均まで。

こうなるともう、戻るのは不可能に近い。100％無理と言ってもいい。新しいカップを買って帰って来たはざまにあんは、お茶を淹れてキットカット食いながらティーブレイクと洒落込んだ。「あ、このキットカット、おやつじゃなくて昼食だわ」と思いながら……。